よろぎの磯にて

西神奈川あたりの寺社史跡訪問備忘録

東口本宮冨士浅間神社のGW

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5月の青空に見事な富士山。

小山市須走の冨士浅間神社の駐車場から。

 

須走口登山道の起点である冨士浅間神社は通称 東口本宮冨士浅間神社

富士山の東側なので。

 

世界文化遺産富士山の構成資産の一つです。

 

 

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GWのイベントを控えているので境内華やか爽やか

 

 

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世界文化遺産富士山の構成資産は全部で25ヶ所。

そのうち神社(浅間神社)は7社。

参拝したことのない浅間神社もあるので全部まわりたいです。

 

この石碑、構成資産25ヶ所全てに設置されており、この辺りではけっこうお馴染みです。

テカテカしてる石なので撮影すると自分が写ってしまうという失態が(失態ではないかな)

ネットでたくさん見受けられてクスッとしちゃいます。

 

私も写ってるし。

 

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不二 というのはかぐや姫に出てくる「不死」かと思ってたのですがこの場合は

「二つとない」意味だそうです。

 

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明治33年の寄進(公式より)

 


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延暦19〜21 年(800〜802)の延暦噴火は信頼できる史料が残る最も古い富士山の噴火です。

 

最初の噴火が1ヶ月続き、翌年に2回目の噴火が起きる、という信じられない状況。

火山灰により足柄峠が通れなくなり箱根路が開かれ、また東斜面にのちに小富士と呼ばれる新山が誕生しています。

 

この時に朝廷が鎮火祭を行った斎場が現在のこの冨士浅間神社の場所になります。

 


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なんか可愛いのおる

 


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なんかおる

 

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富士構の皆さんの記念碑


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プチ散策できる遊歩道


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逆光になってしまったハルニレ


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工事中でよく見れなかったけどこんこんと湧き出る富士山からの水。

 

どこからか引っ張ってきてる間接的な湧き水だそうです。

それにしてもすごい水量。

 


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湧き水は鳥居前のここに流れてました。

信しげの滝 という名の由来は不明。

過去の工事で「信しげ」と書かれた石が見つかったそうで、富士構の人の名前かもと。

 

自分の名前が神社の滝に使われたなんて

信しげさん喜んでることでしょう。

 

 

*参考文献

富士山東口本宮・須走口登山道 冨士浅間神社

「富士山の歴史噴火総覧」 小山真人