よろぎの磯にて

西神奈川から伊豆あたりの歴史散歩備忘録

吉久保日吉神社に導かれる

まだまだ暑かった8月末

小山町吉久保の日吉神社へ。

 

実は吉久保地区の隣の菅沼地区の日吉神社に行こうとしてたのですが、間違えてこちらに来てしまいました。

帰宅してから写真を見直して「あれ?違う?」と気づきました。

いや、気づいてよ帰る前に。

 

まぁこういうのもお導きなのでしょう。

きっと。

 

 

f:id:piyotorin:20251005192334j:image

吉久保日吉神社参道入り口

参道の両側が民家なので、民家の庭先に入って行くような、失礼します的な気分に。

 

f:id:piyotorin:20251005192343j:image 

f:id:piyotorin:20251005192321j:image

参道脇の小さい用水路


f:id:piyotorin:20251005192328j:image


f:id:piyotorin:20251005192346j:image
f:id:piyotorin:20251005192350j:image


f:id:piyotorin:20251005192353j:image
f:id:piyotorin:20251005192331j:image

駿河記(文政3、1820年完成)によるとその頃の名称は日吉神社ではなく山王権現社。

 

日吉神社比叡山の守護神 大山咋神(おおやまくいのかみ)を祭神とし、

日枝神社山王神社山王権現ともいわれます。

山王権現神仏習合の色濃い名称なので、明治以降は改名するケースが多かったようです。

 


f:id:piyotorin:20251005192340j:image

f:id:piyotorin:20251005192356j:image

駿河記には山王権現社の他に

神明宮、浅間社、吉久保明神社、山神社、地神社などが記されており、

現在はほとんどが日吉神社に合祀されたようです。

 

どの小祠がどれかは不明ですが。

 

f:id:piyotorin:20251007004301j:image

摩耗してどなたかわからない石仏

あなたが導いてくれたのですね。


f:id:piyotorin:20251005192337j:image

 


f:id:piyotorin:20251005192324j:image

f:id:piyotorin:20251007011007j:image

吉久保地区はちょっと道に迷うと 

青々とした田んぼに囲まれてしまう 笑

とても綺麗でした。

暑いけど。

 

吉久保日吉の里(小山町) | ふじのくに美しく品格のある邑づくり(静岡県)

ごてんばこしひかりを生産する美しい水田は、日吉神社から名を取った日吉会の皆さんによって守られているそうです。

 

 

 

f:id:piyotorin:20251007012739j:image

おまけ

スーツケースに入る るな様